ひらめの日常

ひらめの日常

~ほぼご飯記録帳~

お酒と煮卵に殺される

今日の昼食

今日も相変わらず昼過ぎに起床。

こんなダラダラ生活もあと何日続けられるのかな、と現在のフリーダムな暮らしを振り返っていると、

昼からお酒飲んじゃえば?

と心の悪魔がささやいた。

 

そうだな、こんな経験この先できるかわからないし。とノリノリでお酒を手に取り、ご飯と煮卵を用意した。

平日の昼、家には私一人、缶チューハイの蓋を開ける音が響く。

大人ならではの背徳感が心の中でおどる。

では、いただきます。とまずは勢いよくアルコールを流し込む。

楽しいランチだ、なんて思っていたのだが、つぎの瞬間、喉の奥でアルコールがはじけ飛んだのだ。

そういえば、思い返すとこのチューハイが寝起き一発目の水分補給。

飲みなれていないチューハイと、寝起きの水分が足りていない状態、背徳感の勢い、が私の喉を痛めつけた。

案の定、むせにむせる。息が吸えない。一瞬パニックになる。まさかここで死ぬのか、こんな缶チューハイ一口で窒息という恥をさらして。

と、焦っていると、だんだんと呼吸の感覚が戻ってきた。大きく息を吸い、大きく息を吐く。ここでやっと、自分の行いのしょうもなさに気付いた。

一人でいい気になってこのクズが。

しかし、開けてしまった缶ビールはもとには戻せない。これは飲み切るしかないのだ。缶を手に取ったときの高揚感などさっぱり忘れ、飲み干さねば、という義務に変わった。

チューハイを傍らに置き、手を伸ばしたのは特製自慢の、煮卵だ。

この煮卵はTwitterで公開されていたレシピを元に作ったのだが、まさに絶品。自分で作ったのにお店の味だと勘違いするほどのおいしさ。

煮卵とご飯、最高の組み合わせが目の前にある幸せ。

煮卵を箸で器用に4等分し、1パーツとご飯を口の中に入れる。

何度食べても美味しい!!!!天才的な味だ。と感心してその幸せを飲み込もうとする。

と、またも次の瞬間、頬張りすぎたご飯と、卵のパサパサ感が、先ほど痛んだ後遺症が残る喉でつっかえる。

こういうときは、水分で流し込むのが定番の解消法だが、私の近くにあるのはチューハイだけ。普通なら、急いでほかの水分を用意すればいいのだが、究極に面倒くさがりの私に、立ち上がる、という選択肢はなかった。

意を決した私は、目の前にあるチューハイを手に取った。先ほどの経験を踏まえ、ゆーっくりチューハイを口にいれ、ゆーっくり煮卵たちと一緒に喉の奥へ流した。

多少、喉に刺激はあったが先ほどの痛みに比べればなんてことない。人は失敗を繰り返して強くなれる身近な例だ。

無事生還したのだが、煮卵にも命を狙われるとは思わなかった。勢いというのは怖いものだな。

煮卵を食べ終え、缶チューハイも飲み干したころには、アルコールが体内をめぐり睡魔が襲ってきた。そんなどうしようもない、今日の昼食の出来事。

 

最後に、コレ私が作ったんです!と自慢して回りたくなるくらい美味しい煮卵レシピを教えてくれたツイートを残しておこう。勝手に引用して問題にならないかとビクビクしているが、傷を負ってでもこのしょうもないブログを最後まで読んでくれた方に知ってほしい。ぜひ。

Twitterより引用 麦ライス@シェフ/料理家 (@HG7654321)さん